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有料指定収集袋の検証


4月1日から家庭ごみの有料化が開始されました。その問題点を指定収集袋を確認しながら皆さんと一緒に検証・意見交換を行いたいと思います。下の写真は指定収集袋です。


左から
「燃やせるごみ専用5リットルS袋10枚巻・84円」
「燃やせるごみ専用15リットルM袋10枚巻・273円」
「燃やせないごみ専用L袋10枚巻・556円」
それぞれの収集袋は10枚巻になっています。これを1枚1枚切り離して広げるとこのようになります。形状には少し違和感と疑問点があります。
燃やせるごみ専用5リットルS袋です。スーパーやコンビニの小さいサイズの袋程度の大きさです。 燃やせるごみ専用15リットルM袋です。これだけの大きさがあれば生ゴミであればかなりの量が入りそうです。
燃やせないごみ専用L袋です。燃やせないごみ専用袋はすべて青色をしています。このサイズで紙くずや生ゴミなどの燃やせるゴミであれば相当入りますが、大き目の燃やせないゴミだとすぐに一杯になってしまいます。



【指定収集袋について感じたこと】
  1. コンビニなどでは清算が他の商品とは別のため、店員の手間がかかるようで購入に時間がかかる。

  2. 10枚つながっていてミシン目で1枚1枚切り取らなくてはならず、結構手間がかかる。
    有料であるのだからせめてスーパーやコンビニの袋のように1枚ずつバラバラだと良い。

  3. 形状が変形のため、切り取りに余計時間がかかる。
    なぜこのような形状になったのかは入札・談合などを含めてじっくり検証する必要があると思う。
    ◆参考 安全グリップ付きゴミ袋に関する入札問題点の指摘 -- 噂の東京マガジン

  4. 割高に感じる。生ゴミだけであれば一番小さいS袋で充分であるが、
    それ以外のゴミだと袋がすぐにいっぱいになってしまう。

  5. 小さいサイズを多く買ったほうが大きい袋を買うより割安になることが不思議。
    たとえばS袋は5リットルで84円。この金額を3倍すると252円であるがM袋(15リットル相当)を買うと273円。



【指定収集袋に関する調布ねっとからの質問と調布市からの回答】(2004年4月28日公開)
  • (質問)-- 形状について
    形状が特殊で横転時回収用安全グリップの役割も明確にわかりません。 このような特殊な形状にした具体的な理由を教えてください。
  • (回答)
    回収用安全グリップにつきましては、これまで、ごみ袋を回収する際、割れたガラス・コップ、包丁などの危険物が、なんらかの安全策(ガムテープ・布等で危険な部分を包む)がとられないままごみ袋の中に混入している例が見受けられ、収集作業員が袋を掴んだ際、それらの危険物が収集員の保護手袋を突き抜けて手に刺さり、負傷するケースが発生して  おりました。その為、回収の際、収集作業員が安全グリップを掴むことにより、袋の本体を掴まずに袋の回収が安全かつ迅速にできるように設けてあるものであります。

  • (質問)-- 入札業者数について
    指定袋供給業者を決定する際の入札業者数を教えて下さい。
  • (回答)
    業者数は10社であります。

  • (質問)-- 供給(落札)業者名について
    現在供給している業者名を教えて下さい。 (複数の場合は複数教えて下さい)
  • (回答)
    業者名は「日本グリーンパックス(株)」であります。

  • (質問)-- サイズ別(S,M,L,LL)仕入れ価格(原価)
  • (回答)
    袋のサイズ別の単価につきましては、以下のとおりであります。尚、単価は袋の作製費と共に、作製した袋の保管及び、袋の各販売店への配送・納品費も含んでおります。

    もやせるごみ専用袋S袋単価 3.52円
    M袋単価 4.59円
    L袋単価 6.47円
    LL袋単価 8.36円
    もやせないごみ専用袋M袋単価 4.77円
    L袋単価 6.74円
    LL袋単価 8.70円


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