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ごみ焼却場建設予定地の不可解な選定

2006.6.19 掲載

ごみ焼却場のふじみ地区決定の選定過程に不明瞭さがあります。市は「政策決定プロセスを徹底的に情報公開する」と約束したにもかかわらず、「新ごみ処理施設検討委員会の答申を待つ」と結論を引き伸ばしました。「検討委員会」は委員長が大学教授は建設推進派、市民のメンバーも行政寄りの人が多い構成で、公平さに欠ける委員会でした。市は新たな検討委員会を作ることもせず、「検討委員会の答申を待つ」と繰り返すのみ。1年半後答申が出されましたが、そこには建設予定地がふじみ地区だけでなく、6か所の候補地が上げられていました。しかも6か所の候補地はAからFまでの記号で発表、市民はAからFがどこの地域か特定できず、市民の関心は高まらないのは当然でした。「なぜ地域名を出さないのか」という質問には「市民の無用の混乱を避けるため」と回答。その後6つの候補地からふじみ地区への決定が市民不在の行政内のプロジェクトチームという密室で行われ傍聴も許可されず、市民からの選定委員会の情報公開も拒否。さらに、6か所の候補地の内、4箇所が東京都の所有地でありながら、東京都との交渉すらしていない事実も判明。最も周辺住民の数が多いふじみに何故こだわるのか?初めに「ふじみありき」をどうカモフラージュするかとしか思えない手法に「白紙撤回」を信じた地元住民の怒りは大きくなりました。


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